第一話 風人園 大西秀明さん

吉野なひと 50人

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吉野スタイルでは、「吉野なひと 50人」を目標に自薦、他薦を問わず、所かまわず、なりふり構わず、紹介しようと思っています。
条件は唯一「吉野」に住んでいることです。
紹介したい人をただ紹介するという趣旨ですので、気楽にお付き合いをお願いします。

第一話 吉野の庭師 風人園 大西秀明さん
~気っ風がいい人代表~

栄えある第一話は、私の中の「気っ風がいい人代表」
吉野の庭師 風人園の大西秀明さんです。

ちょっと小粋で、兄貴肌の頼れる人で、よく笑い、よく怒っています。
表情が豊かで、スケベ~なことを考えている時もちゃんと顔に出る誠実な人。
直情的に怒り、直情的に笑う、そして直感的に考えている姿が素敵です。
女の人が放っておかないと思うのですが、どうも放っておかれているようです。

大西さん(秀坊と呼ばれたりしています)は、私と同じ亥年生まれで、丁度一回り年下になります。しかし、なぜか兄貴のような存在で「困った時に頼りにする人代表」でもよかったかなと思っています。

庭師として仕事に対する取組みは真摯で、彼の身のこなしを見ていると、腕の良い職人さん全体に共通する身体性を感じます。
カメラを通して見ているとそのことがよく分かります。

 

風人園主催の「流れる庭に踊る」は、スエーデンの舞踊家カルメン・オルソンさんとのコラボで、国栖の河原にみんなで石を並べ、庭を作り、そこでダンスをするというものでした。

吉野の河原が一瞬にしてコンテンポラリーダンスの舞台になるという経験は、新鮮なもので、とても美しい時間でした。



新しもの好きなところと、古くからある人の心を大切にしようとするところが、良いようにミックスされていて、風人園の仕事はこれからが楽しみです。
仕事のことは風人園のホームページをご覧下さい。

40年後、間違いなく国栖の長老になって、若い人(もしいればの話ですが)に小言をいっていることと思います。

 

大西さんからのメッセージ

風人園も9月で10年を迎えることが出来ました。
みなさんのおかげと感謝で一杯です。仕事の事ばかり勉強してきたので
商売は苦手で見積りと集金が大の苦手なんです。お金はそんなに嫌いじゃないんですけどね。

ええカッコするわけではないですけど、お客様に喜ばれるのが一番の仕合わせです。
庭のお手入れでも作庭にしてもそこが一番なんです。だからここまではやりたいというようなこだわりみたいなところが出来るのだと思います。
今でも仕事に対して自信は1割くらい、自信がないのが残りで、いつもいい庭をつくれるようになりたいと願っています。いい庭がつくれたらもっとカッコよくなれるのかな~なんて…ちょっと努力が足りません^^;
本とかももっと読まないといけないと思うんですが、旬刊雑誌の「庭」という本を購読しているくらいです。
技術的な部分や大親方とかの素敵な言葉だとかに刺激を受けています。


34歳の時吉野町商工会青年部に入部して、節目の40歳を青年部長という役で終えることが出来ました。
この経験と人とのつながりは今の僕にとってとても大きなものになっていて、僕が38歳で副部長の時、上市の老舗工務店の南工務店の南達人さんが部長でその時にもらった言葉「(何かを頼まれた時)どうせやるんやったら、ごちゃごちゃ言わんと二つ返事でしてあげたほうが気持ちええやん!」が心を打ってとても大事にしています。
できる事は何も言わずにやることを心がけています。

あと、いつもちょっと背伸びをすることを意識しています。ちょっと無理するとガラっと物事が見違える事がとても多くあると思います。簡単なところで終わらせないでちょっとヒネることが大事だと思います。

あっ、そうそう僕の一番のモットーにしている言葉『罪を憎んで人を憎まず』です(笑)
小難しいこと書いてますが基本、楽観的に生きていると思います。山本(吉野スタイルの紹介者)さんと一緒ですかね~(笑)

最後に僕がオススメするスポットは『大蔵神社』です。
大変由緒ある神社はもちろんのこと庭園史上にも大変価値のある庭園もあります。
紛れもなく神がいる場所です。

吉野の庭師 風人園

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