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「吉野にある義経の足跡を歩く旅」
心配していた雨にも降られず、第一回目のディープな吉野の旅を終えました。
ご参加くださったみなさま、ありがとうございました。楽しんで頂けたでしょうか。長い下り坂に、少しお疲れだったかもしれません。
今年初めての旅行で、不慣れな点もあったかと思います。万が一行き届かない点がありましたなら、どうかご容赦ください。
吉野町協働推進課スタッフのみなさま、ボランティアガイドの山本さん花谷さん、大変お世話になりありがとうございました。おかげさまで、第一回を無事に終了することができました。
今後とも、「スマイルバスで行く ディープな吉野の旅」をよろしくお願いいたします。
次回は、6月14日(金曜日) 『蓮如の如く吉野の寺内町を歩く』です。
みなさまのご参加を心よりお待ちしております。
義経の足跡をあるく ミドル級
兄頼朝に追われた義経は吉野の修験の力を頼り、吉野山を目指します。
義経が入った時期は、「義経千本桜」の舞台でおなじみの、桜満開の時期ではなく雪の吉野山でした。
吉水院で逗留し、花矢倉で弓の名手・忠信が横川覚範の追っ手を遮り、義経は奥千本から吉野を後にしました。
義経の辿った道を歩いてみましょう。
■魅力のポイント
☆義経の隠れ塔で、暗闇の中で驚くような体験が待っています。
☆昭和40年代まで残っていた女人結界を見ていただきます。
☆スマイルバスと吉野大峯ケーブルバスを乗り継いで一気に奥千本まで上ります。
☆お弁当を用意しています。
集合:吉野神宮駅前 10:20 解散:吉野神宮駅前 15:50
参加費用:2000円(お弁当・バス代・義経隠れ塔入館代含む)
コースご案内
スマイルバス・吉野大峰ケーブルバスは、吉野町民でなくても利用することができます。
運 賃 : スマイルバス/1回200円 吉野大峰ケーブルバス/1回400円
ご注意 : 日曜日は運休しています。
大阪阿倍野橋駅(8:50発)
近鉄南大阪線急行・吉野行
↓
吉野神宮駅(10:19到着)
↓
スマイルバス吉野神宮駅前(10:28)
近鉄吉野神宮の改札を出て左に曲がり、
なだらかなスロープを降り切った所が、スマイルバス停・吉野神宮駅です。
正面の吉野病院から出発しますので、手を上げないとバスは通り
過ぎますのでご注意を。
吉野病院から乗ると確実です。
上千本口
竹林院前(10:47)
スマイルバスに乗ったら、終点上千本口まで乗車。
ここで大峯カーブルバスに乗り換えです。
大峯ケーブルバスが待機しています。
猶予はありませんので、すぐに乗り込んで下さい。
奥千本口
吉水院で5日間過ごした義経一行は女人結界に先を阻まれます。
1970年の万博の年までここから奥は女性が入る事の出来ない女人禁制の場所でした。
静は雪の中を戻る事になります。
兄の追跡を逃れ、しばらくこの塔に隠れていましたが、
塔を蹴破って更に奥に逃げたという伝説があります。
ここは修験道の行場として使われています。
修験者は真っ暗な塔の中に閉じ込められ、真言を唱えながら3度回ると突然半鐘がなり、
扉が開かれるという仕掛けで「気抜きの塔」とも呼ばれます
金峰神社
昼食
歌舞伎や文楽「義経千本桜」での主人公・佐藤忠信が活躍する場所です。
忠信は追いすがる僧兵たちに向って矢を放ち、追手の勢いを止めた所とされています。
横川覚範塚
横川覚範は比叡山の横川で修業を積んだ豪僧ですが、
ここで佐藤忠信と戦い討たれました。
ここが覚範の首塚と伝えられる場所です。
勝手神社
今は入ることの出来ない勝手神社ですが、静御前の舞塚があります。
ここは女人結界に阻まれ仕方なく戻って来た所を捕えられ、
鎌倉へ護送される前に、最期の舞を舞ったとされます。
又能「二人静」の舞台ともなります。
文治元年(1185)義経は兄頼朝に追われ、静御前ら弁慶らと一緒に吉野に逃げてきます。
ここの建物には、「義経潜居の間」や「弁慶思案の間」などの部屋があります。
境内にも義経が馬に乗って、岩に駆け上った時に出来たという
馬の足跡や「弁慶の力釘」などがあります。
蔵王堂
仁王門前(15:35)
蔵王堂仁王門の谷側、萬松堂の横に仁王門バス停があります。
ここは大峯ケーブルバスのバス停もありますので、注意して乗車下さい。
吉野神宮駅(15:46)
↓
近鉄吉野線急行・大阪阿部野橋行(16:09発)
↓
大阪阿倍野橋駅(17:43到着)
- スタート
- 吉野神宮
- ゴール
- 吉野神宮
- 歩行距離
- 7.5㎞
- 所要時間
- 5時間18分
- 昼食
- お弁当
- ガイド
- ボランティアガイド随行
- オプションスポット
- 吉水神社@400(義経潜居の間・義経の鎧兜など所縁の品)
- トイレ場所
- 金峯神社 高城山下 上千本途中 蔵王堂