【終了しました。ご参加ありがとうございました。】
紀伊山地の霊場と参詣道が世界遺産に登録されたのは2004年7月7日。今年は10周年を迎えます。
スマイルバスツアーも10周年を記念して、吉野山にある世界遺産を巡る旅を企画をしました。
金峯神社・水分神社・吉水神社・蔵王堂の4社寺を歩いて巡り、登録されたポイントをご紹介します。
10周年のこの年、地元の世界遺産をもう一度学んでみませんか。
開催日時 | 8月30日(土曜日) |
集合場所 | 近鉄吉野神宮駅 |
集合時間 | 午前10時10分 |
募集定員 | 20名(定員に達し次第〆切) |
参加費用 | 2,500円(大峰バス・スマイルバス代・昼食代・ガイド・保険代含みます) |
吉野神宮駅 (10:28発) ⇒ 上千本口(10:45着)・竹林院前(10:47発) ⇒(大峰ケーブルバス)⇒奥千本口(11:00着) … 金峯神社(11:10~11:25) … 高城山・昼食(11:50~12:20) … 水分神社(12:50~13:00) … 吉水神社(13:50~14:00) … 蔵王堂(14:10~14:50) … 自由時間(14:50~15:25) … 仁王門前(15:36発) ⇒ 吉野神宮前(15:47着) |
⇒スマイルバス乗車区間 …徒歩区間 |
吉野大峯ケーブルバスの奥千本口バス停を降りると見えてくるのがこのほど60年ぶりに建て替えられた「修行門」。
この門をくぐり少し急な坂を登りきった場所に金峯神社はあります。
この神社は吉野山の総地主の神で、祭神の金山彦は地中深く埋っている黄金を司ると言われています。
吉野山の秋まつりでは、ここの祭神を運び蔵王堂前の神楽殿に運ばれます。昔は吉野山の若者が神輿で運んだそうです。
大和には、吉野以外に宇陀・都祁・葛城に水分神社が古代から鎮座して、いずれも延喜式内社として、高い格式を伝えています。
八世紀末に成立した「続日本紀」の中に、「文武天皇の2(698)年夏四月二十九日奉馬干芳野水分峯神祈雨也」とあって、日照りの時には馬を神に奉って、慈雨を祈願したことを記録しています。
吉水神社は元々東南院や喜蔵院、桜本坊、竹林院と同じく金峯山寺の塔頭でした。
後醍醐天皇が京都を脱出された際、ここの住職であった宗信法印が、吉野山中の大衆を説得しこの場所に迎えました。
又ここには源義経を匿ったり場所でもあり、当時吉野の判官びいきの原点とも言える場所でもあります。
日本の修験道の総本山で、世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」の中心となる寺です。
修験道の総本山に相応しく、高さ34メートル四方36メートルで、木造建築物では東大寺大仏殿に次ぐ2番目の大きさを誇る建物です。
蔵王堂の柱の数は全部で68本。杉・檜・欅・松などの木で支えられており、最も太い柱は周囲が3.6Mもある外陣にある「神代杉の柱」
です。
その他にツツジや梨など珍しい樹種の柱もあります。