谷行

スマイルバスで行く吉野

EPSON MFP image

吉野地域は奈良県の中でも少し違った文化・気質があります。それは修験道という宗教がバックボーンにあるからだと思います。その修験道・山伏をテーマにした能・狂言が6月30日、京都「金剛能楽堂」であります。修験道の厳しい修行や掟をを取り扱ったのが「谷行」です。「谷行」とは、脱落者を谷底に捨ててしまうという修験道の厳しい掟をテーマにした能ですが、脱落した者に対して役行者が現れ救うという物語です。狂言は「蟹山伏」で、修行を終えた山伏が途中に現れた蟹の精にたいして修行の成果を見せようとする物語です。更に仕舞では「土蜘蛛」を取上げます。土蜘蛛という土着の先住民の事で、縄文系のような特徴を持っていて、最初は大和朝廷に反抗する熊襲や隼人のような先住部族のように捉えられ、国栖も土蜘蛛に似た捉え方をされていたかもしれません。そして対談として「葛城山の修験道と五鬼について」があります。このように修験道だけ取り扱った能会は珍しいです。吉野の人間は是非知っおきたい番組です。

« »