吉野にある能楽の舞台② 花籠神社

吉野中西部 中荘・国栖方面

二人静

次にご案内するのは、静御前と深く関わりのある大谷家が所有する菜摘の「花籠神社」。ここでは能楽「二人静」ゆかりの地です。この菜摘周辺には静御前の伝承が多いです。その伝承の中には、義経と静御前は、一時菜摘の大谷家に逗留していたことがあり、義経が必ず静を迎えに来ると約束しますが、いつまでも迎えに来ない義経に悲観し、身を投げたという二つ井戸もあります。「二人静」のストーリーは、吉野山の勝手神社の神官が若菜摘みに菜摘に女人を使わせます。そこで静御前の亡霊に遭遇し、私を弔って欲しいと懇願します。後に勝手神社の戻ってこの女人と静御前の亡霊がシンクロして舞うというものです。菜摘も国栖と同じく古の物語が今も息づく地域です。

« »