菅笠日記を歩く2

スマイルバスで行く吉野

p1240412菅笠日記を歩く後半は、上る途中でプロダクトデザイナーの千田先生にお会いしました。千田さんは、20年前に大阪からビジネスとは離れたこの地の景色に感動し、120m先の眼下に蔵王堂が収まるここに工房を建てられました。この日は突然ですが、この工房から広がる紅葉の景色を見せて戴きました。そこからは一気に上千本を目指し世尊寺跡につきました。ここには「吉野三郎」と称せられる梵鐘があり、有名な鐘として「奈良太郎、高野二郎、吉野三郎」と呼ばれるくらい立派な梵鐘でした。更に上に歩くと「人丸塚」と呼ばれる五輪塔があります。謂れとしては諸説ありますが、「ヒトうまる塚」で安産と関連する水分神社との関わりがありそうです。ガイドの森川さんは神宮寺ではないかとの説も披露いただきました。そして今回のテーマである水分神社に到着。松阪からわざわざこの神社に両親が祈願し、その甲斐あって生を受けた宣長にとっては感慨深いものがあったことでしょう。帰りには一日文学にもお邪魔しました。鏡花・荷風・露伴など明治時代の文豪の初版本や、直筆原稿を所蔵する文学館には、この日は特別に本居宣長の書を掲示して戴きました。

これで2016年最後のスマイルバスも、多くの方に喜んでいただきました。今回は夢幻楼の千田さん、一日文学館の北山さん、そしてガイドの森川さん、太鼓判さんにお世話になりました。そして今年もサポート戴きました役場協働推進課の皆さん、最後に今年も参加戴いたの皆さん、本当に1年間有難うございました。

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