通し狂言 妹背山婦女庭訓

スマイルバスで行く吉野

妹背山

4月2日~4月29日の間、「妹背山婦女庭訓」が通しで国立文楽劇場で開催されます。通し狂言での上演は久々です。奈良に伝わる伝説を物語にした演目はどの段も見どころですが、やはり吉野が舞台の「妹背山の段」が圧巻です。映像の通り左が妹山側、右が脊山川で満開の桜の真ん中を吉野川が流れています。この川を挟んだ両家は不仲ですが、妹山側の娘:雛鳥と背山側の若者:久我之助は恋仲。この世で一緒になれないと悟った二人は、あの世で一緒になろうとします。まるで「ロミオとジュリエット」の世界が吉野で展開されます。この「妹背山の段」は第一部午前11時からの開演です。又普通文楽では太夫と三味線は右側ですが、この舞台では妹山側と背山側の両方で交代々のステレオ型。歌舞伎の場合は「吉野川」という演目となり、両花道があるという珍しいスタイル。どちらにしても桜満開の吉野が舞台の美しいシーンです。

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