小鹿田焼の里

スマイルバスで行く吉野

窯

せっかく九州に行ったのだから、焼きものも見てみたいと思い、小鹿田焼の里に足を運びました。里にはいると「ギー・ゴトン」という音が響いています。これは前を流れる川の水流を利用して、フネと呼ばれる水受け漕に水が溜まると、ギッタンバッコンするという大きな獅子脅しのようなもので、これで土を粉砕する実に原始的な機械です。しかしこのフネの動きと音がこの里の趣を演出しています。10軒の窯元が一子相伝で、昔からの技法を守り続けている小鹿田焼に柳宗悦は魅せられたそうです。10軒はそれぞれ窯元の名前を入れず、小鹿田焼として、それぞれが今も轆轤は2つまでとして量産せず、コミュニティを守る皿山の景色は実に美しい日本の風景です。この景色は柳が見た景色と変わっていない。これこそが「日本で最も美しい村」に相応しい場所なのではと思いました。

« »