スマイルバスツアー第5弾「大塔宮吉野城を巡る」その2

吉野山を歩く

つつじケ城

吉野独案内に「牛頭天王のほこら左に大塔宮こもらせ給ひし城あり、ここを高城とも、またつつじケ岡ともいふ」とあり、ここは大塔宮吉野城の詰城のあった所とされています。自然の要害の地形を活かした吉野城に対して、二階堂軍(鎌倉軍)は攻めあぐみ一進一退の攻防を繰り返しますが、元吉野の執行だった岩菊丸が二階堂軍と通じて搦め手(裏手)から間道を案内して、菜摘の方から攻め込みました。今の奥千本宝塔院跡あたりから下に向かって攻撃をかけ、大塔宮が最も頼りにしていたこの城が真っ先に落ちたのでした。

 ここの標高は702mで、東に三重県境の高見山、北には竜門山塊、西に金剛葛城の連山が一望でき、河内の楠木が身近に感じられる場所です。

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