吉野の産業 酒造業

吉野中央部 上市周辺

杉桶

吉野には町内に3つも造り酒屋があります。吉野には清流吉野川が流れ、お酒に必要な樽桶の産地でもあるので、お酒を造るには適した場所でもあるのです。吉野杉が樽に使われ出したのは享保年間だとされています。享保の改革で米余りが生じ、その米価を上げる為の政策として、灘に一大酒蔵産地を起こさせます。そして多くの酒が出来たのですが、それを大消費地の江戸に運んで初めてお金になります。そこでお酒を運ぶ器として、吉野の杉が選ばれました。吉野杉は年輪が細かい事、赤身が濃すぎずピンク色である事、木香が薄い事が樽にもってこいの材料でした。

又お酒を醸造する桶にも吉野杉が使われました。吉野杉は日本酒の発達と共に需要が拡大していきました。

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