吉野細道 芭蕉の句碑を歩く①

吉野に残る松尾芭蕉の句碑を御紹介します。
前回峠を歩く際に紹介した細峠の句碑です。
芭蕉は西行が愛した吉野に憧れを抱いており、
2度訪れています。
1度目は貞享元年(1684)の秋の「野ざらし紀行」
2度目は貞享五年(1688)の春の「笈の小文」で訪れます。
次の句は2度目に吉野を訪れたさいのものです。
「雲雀より空にやすらふ峠哉」
その昔、200人がこの峠の景色を俳句にした事がありました。
旧鹿路トンネルを出てすぐの道から20分程で峠に着きます。
2012年9月13日 by isozaki