吉野の地名⑬ 樫尾

吉野中西部 中荘・国栖方面

吉野町樫尾の地名の由来です。奈良県地名大辞典によると、大和期から見える地名で鹿塩とも。「古事記-応神記」に、吉野の国主は「吉野の白檮上(かしのふ)に横臼を作り、その臼で大神酒を醸造し、天皇に献上したとあります。

又「延喜式」神名上の吉野郡10座のうち、「川上鹿塩神社」の名が見えます。この鹿塩神社は、川上村との境界をなす五社神社の鹿塩神社のようです。又中世戦国期には、北畠具房書状に「其方被官樫尾」とあり、当地の地侍樫尾氏が、国民沢氏の被官として活躍したようです。

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