吉野にある能の故地を歩く④  「吉野天人」

吉野の文楽・能の故地を歩く 吉野山を歩く

袖振山

前回の「国栖」の第二幕と関連ある能の「吉野天人」を紹介します。ストーリーは

都の人が、吉野山の桜を見ようと出かけてきます。山深く分け入ると、一人の美しい女が現れます。不審に思い尋ねると、この辺りに住む者と応えますが、いつまでも帰る様子がなく、都人と一緒に花を楽しんでいます。都人が怪しむと、自分は天人であると明かし、今夜今夜ここに滞在して信心すれば、五節の舞をお見せしようと約束して姿を消します。

やがて夜になると、不思議な事に虚空に音楽が聞こえ、天人が天より降りてきて、世にも美しい舞を舞い、又花の雲に乗って消えていくというものです。これも国栖第二幕の勝手神社奥。林豆腐店の裏山にある袖振山が舞台となっています。

スマイルバス停は中千本です。

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