貯木を歩くパートⅡー5月20日(土)

—このツアーは、定員になりましたので、募集を締め切りました。—

昨年に引き続き「貯木を歩くパートⅡ」です。貯木には40近い事業所があり、ここでしかない素晴らしい技術を持った製材所や、ユニークな木工所・集成材工場をご案内します。
杉でカヌーを作る木工所、とてもハイセンスな空間を作る事業所。吉野材でiphoneカバーなどを作る事業所。
そして今回お昼には貯木で最もホットなスポット「吉野杉の家」の縁側でお弁当。そして普段は中々見れない吉野高校の「吉野林業博物館」
最後には、世界的な試みをする「ネオ・ミュージアム」にもご案内します。

■募集詳細

集合日時 520() 9時20分

集合場所 近鉄吉野神宮駅

参加費  2000円

募集人員 20名限定です

■お勧めポイント

  • 普段個人では行けないユニークな貯木の工場へご案内します。
  • 昨年出来た世界で最初のAirbnbの拠点「吉野杉の家」の縁側でお弁当が食べます。
  • 吉野高校では貴重な「吉野林業博物館」をご案内します。
  • 飯貝にある同志社女子大学の上田教授主宰のネオミュージアムにもご案内します。

■行  程

吉野神宮駅9:30・・・9:40イヌイ木工10:10・・・10:20坪岡林業10:50・・・11:10丸商店11:40・・・12:00吉野杉の家13:10・・・13:15吉野高校林業博物館13:55・・・14:05ネオ・ミュージアム15:00・・・15:20上市水泳場15:25⇒⇒15:30大和上市駅

イヌイ木工

吉野で一番最初にテーブル板を販売し始めたのはイヌイ木工さんです。またイヌイ木工は、オール杉のカヌーを作っています。
工場二階で、吉野杉の板を何枚も積み重ね、美しいカーブを付けた2艙のスギカヌーを見学していだきます。

坪岡林業

坪岡林業2階にご案内。そこは昔従業員さんの家族が住んでいた場所が、今は素敵なアトリエとなっています。
吉野材はよく何年後かに油分が出てきてより良くなるとされ、いわゆる経年価値のある建築材と言われています。
坪岡林業では、吉野材の良さを活かした長く大切に扱っていただける家具や、店舗用内装材・ディスプレー用品を手掛けています。量より質。吉野材のエッセンスがそこにはあります。

丸商店

丸商店は日本で一番最初に化粧張集成材を作ったパイオニア企業です。
現在は大型商業施設の内装材から、テーブルウェアのランチョンボード・木製iphoneカバーまで、お客様の要望には全て応えるメーカーとして全国に知られています。最近では東京大手町にある「星野や東京」の内装材に使われたり、NHK大河ドラマ「おんな城主直虎」の井伊屋敷のセットにも使われています。

吉野杉の家

貯木を歩くⅡでのお昼は「吉野杉の家」の縁側でお弁当を食べて戴きます。吉野町とAirbnbが協力してオール吉野材で建設し、東京お台場のハウスビジョン会場から移築した「吉野杉の家」。
縁側の食事後は、このプロジェクトの中心人物:石橋輝一君からの説明を、美味しいコーヒーを飲みながら聞いて戴きます。
その後吉野材(1Fの吉野杉・2Fの吉野檜)のショールームでもある吉野杉の家をゆっくりとご案内します。

吉野高校「林業博物館」

吉野林業高校にある「吉野林業博物館」です。
吉野高校の前身の1つは「県立吉野農林学校」で、吉野の林業を学ぶ学校でした。
その卒業生の一人が大和ハウス工業の創業者である石橋信夫氏です。石橋信夫氏は、林業博物館の建物および展示物の一部が寄贈され、「木の化石」など貴重な資料が展示されています。
今回は学校はお休みですが、吉野高校の特別の配慮で見せて戴くことになりました。

ネオ・ミュージアム

吉野高校を後にして最後にご案内するのは、飯貝団地の前にある同志社女子大学上田教授主宰の「ネオ・ミュージアム」です。
今までご案内した吉野材で出来た建物とは対極に、安藤忠雄風のコンクリートの打ちっぱなし建築。
上田教授は日本でのワークショップの第一人者で、20数年前からここで、楽しみながら学ぶ「プレーフルラーニング」の実戦を行っています。
コンクリート内にある茶室も素晴らしいです。