日本で最初の木材団地:吉野貯木を歩くー10月15日(土)

吉野材は昔は吉野川を経由して和歌山で商われていました。しかし昭和14年、地元で原木を留め商い、更に引込線などのインフラ整備をして製材所などを誘致し、木材団地としました。

一時は100件以上の工場が立ち並び、日本を代表する木材生産団地となります。

現在では工場も半分以下となりますが、様々な種類の木の工場が立ち並びます。

今回は引込線跡に沿って、全国的にもユニークな製材所等をご案内します。

■募集詳細

集合日時 10月15日(土) 9時30分(全行程3.5Kmです)

集合場所 吉野神宮駅

参加費  2000円

募集人員 20名限定です

今回は全工程徒歩です。スマイルバスは利用しません。

■お勧めポイント

  • 今は無くなった引込線の跡をご案内します
  • 木造モデルハウスにご案内します
  • 原木を実際製材する工程や、桧オイル精製工程を見て戴きます
  • お酒を輸送する樽の材料:樽丸の製造工程を見て戴きます
  • 半世紀ぶりに復活した吉野杉で仕込んだのお酒の試飲もあります

■行  程

吉野神宮駅9:30 ・・・ (引込線跡歩く) ・・・ 10:00阪口製材所「吉野サロン」10:30 ・・・ 11:10吉野材センター11:25 ・・・ 11:30吉野中央木材12:00(昼 食)12:30 ・・・ 12:40喜多製材所13:10 ・・・ 13:30樽丸くりやま14:10 ・・・ 14:30美吉野醸造15:10 ・・・徒歩・・・ 15:30近鉄六田駅

 

阪口製材所「吉野サロン」

ここは全国にも例を見ない製材所さんが運営するモデルハウスです。

製材所だからわかる木の良さを、流通業者ではなく一般施主に発信。

阪口製材所は、今までの製材所にはない家という商品をお客様に届けています。

貯木の製材所の最先端な取組と、木の家の素晴らしさを体感してもらいます。
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吉野中央木材

吉野中央木材では、実際に吉野材を製材している工程を見て戴きます。

また専務の石橋輝一さんは、貯木のキーパーソンで、百年杉プロジェクトやハウスビジョンに関わっています。

当日は彼に吉野材魅力を伝えて戴きます。お昼はこの離れで食します。
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■喜多製材所

午後一は喜多製材所をご案内します。

喜多製材所は本当にユニークな製材所で、多くの製材所では廃棄する部分に目をつけ、乾燥過程で出来るオイルや樹液を商品化し、社長は吉野のエジソンとも呼ばれています。
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樽丸くりやま

樽丸とは、樽のまわりの少し膨らんだ部分の材料の事です。

吉野林業は元々「樽丸林業」と呼ばれ、吉野地域の圧倒的な産業でした。

貯木場でも多くの樽丸工場がありましたが、次第に減り今では奈良県でも数件を残すのみとなりました。

その中でも最も有名なのが栗山さんです。珍しい加工作業を見学していただきます。
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■美吉野醸造

最後にご案内するのが、蔵元の「美吉野醸造」さんです。美吉野醸造さんは、半世紀ぶりに木桶仕込みのお酒を復活されました。

ここでは、吉野杉の木桶を見て戴き、木桶だから味わえる美味しいお酒の試飲もして頂きます。
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