吉野の地名⑯ 色生

吉野北部 龍門・中龍門方面

三茶屋を南下するとある在所が色生です。色生には石墨片岩が多く黒色を帯びた地層が多い事が由来で、丹生は地質が赤色を帯びている事表すと、吉野町史には書かれています。色生には昔3つの橋が架かっていて、上の二つは屋根橋だったそうです(懐古写真集より)。現在ここには新たな「木ノ子文庫」があります。今まで三茶屋見付にあったのが昨年終了し、本格的に今年からこの場所で文庫として再開されています。この建物は一から始めた建物で、壁の漆喰塗や図書の移動メンバーのお母さんたちが手伝ったそうです。漆喰の仕上げは菊辻プロも手伝っていただくなど、家族を含め多くの人の手で出来た建物は、実に暖かな雰囲気で居心地の良い空間でした。行政などの支援なしで自分たちの力で作り上げた建物は、色生の地でしっかり根を張って、希望の色を生んでいます。

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