吉野の地名③ 千股

吉野中央部 上市周辺

吉野町千股の地名の由来です。千股は古くは細峠、龍在峠、芋峠、吉野川辺に至る伊勢街道の要所の総称でした。吉野町史によると、チマタのチは「道」または「津」に通じる語で、道又は道の分岐する所、辻と同義であると書かれています。ここから伊勢へ、高野へ、吉野へと行くことが出来ます。昔上市のことを「上市」と呼ばれる前は「ちまたの里」と呼ばれていました。又千股は龍門村に属していましたが、昭和31年からは旧吉野町となり、龍門の子供たちは上市小学校に通っていました。それと古代は飛鳥との交流が盛んで、公民館の広場には長屋王の歌碑も見られます。藤原氏に陥れられる前に、この道を歩いて吉野宮にも来たのでしょうか。

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