大師山寺

吉野中央部 上市周辺

昨日は上市にある大師山寺での「報恩会(願ほどき)」で、奈良元林院の舞妓さんのパフォーマンスもあり、多くの人で賑わっていました。願ほどきとは御礼参り的意味合いですが、大師山寺さんは毎年この時期に、他のお寺ではしないような「バリ舞踊」や今回の花街の踊りや三味線を呼んで、大勢の人が集まる機会を儲けられています。

元々芸能は風流(ふりゅう)から発生したもので、お寺や神社には付き物です。その意味では大師山寺では宗教の原点に根差した事をされています。しかし何を持ってくるかはセンスが要ります。その意味では大塚住職は風流人だとも言えます。そしてここ大師山寺は宗派に関係なく、しかも大塚住職は大変町づくりにも積極的です。人が集まる時期に仏法を説いて、心に響く人にはわかりやすく語ります。それは今回のラグビーワールドカップと同じかもしれません。今回にわかファンも増えて、ラグビーの裾野が広がりました。仏教も同じでにわかファンを広げる事が大事だと思います。お寺はラグビーのファンゾーン。そして大塚住職はプレーヤーで言えばスタンドオフ。更に「願ほどき」は年に一度のワールドカップなのかもしれません。ここには試合が終わった後のノーサイドの雰囲気があります。

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