吉野貯木設立80年

吉野中央部 上市周辺

今年は吉野貯木が出来て80年の年に当たります。吉野材はその質の良さから室町時代から評価されていました。しかし、その価値をつけるのはずっと和歌山の市場でした。川上村から伐採された吉野材は筏に組まれ、延年と吉野川を下り和歌山の原木市場まで運ばれ、そこの原木市場で昭和の初めまで商われていました。ここでは何連も組まれていく筏の先頭は鼻筏と呼ばれ、損傷の恐れがあるためただ同然で扱われ、2番目の脇筏もずいぶん安く商われたといいます。川上村の人々が2代や3代にかけて大事に育てられた吉野材が、このように扱われて来たことを忸怩たる思いでいましたが、吉野町(飯貝・丹治・橋屋)と上市町(グランド周辺)に一大貯木場が完成したのが昭和14年でした。その後色々な時代の変遷を経ながら、今年が丁度80年を迎えます。

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