りゅうもんぶんこ えほんのおへや

吉野中央部 上市周辺

先日吉野鉄道社長で吉野まで鉄道を敷設した阪本仙次氏に触れました。彼の子息が「阪本龍門文庫」を作った阪本猷氏です。

彼は子供の頃から文学を愛し、特に古典籍に関する造詣は深く、収集した和漢の典籍は、古写経を始め古写本・古版本・江戸絵入版本等あらゆる部門に亘って、善本はおよそ千点以上に達し、日本文化研究の貴重な資料としても認められています。生誕の場所から「龍門文庫」と名付けました。その後奥様が猷氏の意思を継ぎ、耐震・耐火防湿設備のある上市に「公益財団法人 龍門文庫」として新たな書庫を移しました。元々の龍門の地では子供文庫として、毎週水曜日には解放されていましたが、耐震の問題で暫らくお休みしていました。しかしこの度、場所を中央公民館ロビー奥にその場所を移し、「りゅうもんぶんこ えほんのおへや」として再開されました。毎週水曜日、午前10時~午後5時(正午から1時間休み)まで、絵本は500冊あるそうです。いつも担当の中尾さんが、にこやかに子供たちを迎えてくれてます。阪本仙次・猷親子の志は今も吉野で生き続けています。

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