嵐山の桜

吉野の桜

吉野には嵐山ありますが、余り有名ではありません。しかし吉野の方が元祖なのです。一説に御嵯峨上皇が仙洞御所を造営した時、吉野の桜を移植して以来嵐山は桜の名所となり、それまでの嵐山は紅葉の名所だったようです。能楽「嵐山」では勅使が老夫婦が登場し、勅使が「花が嫌う嵐を、何故名に付けて嵐山としたのでしょうか?」と聞くと、「それこそが神の御心。有名な花であるからこそ、嵐の山にも咲き誇るのです」との会話が出てきます。この能楽では吉野の子守の神・勝手の神、そして最後には蔵王権現が出てきます。実際京都の嵐山には小さな蔵王堂があります。吉野の嵐山の桜も、一昨日の雨と風の嵐に耐え花を散らず頑張って咲いていました。

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