桶のはなし 樽の話 in 貯木ハウス

吉野中央部 上市周辺

少し前までは日本には木のある暮らしがありました。風呂には風呂桶、食卓にはおひつ、そしてハレの日に作る寿司用の寿司桶。木桶は少し高くつき、手入れに手間がかかるため、いつの間には我々の日常から消えて行きました。これら使う上でのほんの少しの手間と、道具を大切に使う心が、日本人の暮らし向きに美しさを作ってきました。昨日吉野中央木材裏にある「貯木ハウス」に、日本の未来の桶・樽を担う若き職人たちが一堂に会しました。家庭用の桶を作る京都の近藤さん。徳島で桶樽を作る31歳の原田さん。そして小豆島で醤油の仕込み用木桶を作る山本(ヤマロク醤油)さんと坂口さん。昨日のミニ講演は、日本人に木のある暮らしを取り戻す為の、スタートラインだったと後年語り継がれるかもしれません。

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