吉野歴史講座

吉野山を歩く

先日開催された吉野歴史資料館「歴史講座」の模様です。

テーマは「蔵王堂の創建に迫る 金峯山寺の発掘成果と瓦」でした。講師は元橿考研の小池香津江氏。写真のスライドに移った金峯山寺に注目してください。この絵は江戸初期に貝原益軒が描いた「和州芳野山勝景図」で、ここに描かれている金峯山寺の屋根は瓦葺です。そして講師が持っているのが、発掘された蔵王堂の鎌倉・室町時代の軒瓦です。しかし私たちが現在見ている金峯山寺は檜皮葺で、ずっと昔から檜皮葺だったイメージですが、実はそうではなかったのです。

蔵王堂は大火や争乱で何度も焼失し、現在の蔵王堂が6代目になるそうです。瓦葺の蔵王堂は是非見てみたいものです。世界遺産10周年の年にコンピュータグラフィックか、3Dプロジェクションマッピングで再現していただけたらいいですね。

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