吉野川 夏の風物詩①

吉野中央部 上市周辺

毎年夏になれば、上市では花火大会・鵜飼・灯篭流し・たてやまといっ

たイベントがたくさん催され、その雰囲気を盛り上げていたのが、大き

なスピーカーから流れる「上市小唄」でした。

 

大和上市なつかしところ 水の流れも寝てて聞く

※ほんに上市よいところ よいところ

 

二、ないてくれるなまだ夜は夜中 吉野河原の川千鳥



三、背山 妹山 逢うとて逢えぬ 中をへだてる吉野川



四、吉野川には筏を流す 流す筏にのぼる鮎



五、月はかたむく桜の渡し 向う吉野は星灯り



六、忘れしゃんすな上市町を 川の流れに千鳥なく



七、吉野川上大台越えりゃ ここは木の国熊野の灘



八、吉野川瀬の小石のかげで 川や河鹿が鈴を振る



浜田賢司の「悠久の流れの中で」によると、昭和十一年七月末、作詞家野口雨情は、先祖に当たる南朝楠家の墓参りの為吉野山を訪れました。この滞在中、上市に立ち寄り詞作したのが、この「上市小唄」だったということです。

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