吉野万葉歌碑を歩く⑧

吉野万葉の歌碑を歩く 吉野中西部 中荘・国栖方面

喜佐谷に入ってすぐの民家前に弓削皇子が作った万葉歌碑

があります。

「瀧の上の三船の山に居る雲の 常にあらむとわが思はなくに」

            万葉集巻三-242

意味は「吉野川のほとりにある三船の山にかかっている雲が、

いつのまにか消えゆくように、いつまでも生きてゆけようにとは

私は思えない」

 

弓削皇子は天武天皇の第6皇子で、万葉集には8首収録されており、

天武天皇の皇子の中では最多です。政治より歌の世界に生きた皇子

のようでした。梅原猛氏は著書「黄泉の王」で、高松塚古墳の被葬者

はこの弓削皇子ではないかとされています。

スマイルバス停は喜佐谷口です

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