吉野万葉歌碑を歩く④

吉野万葉の歌碑を歩く 吉野中央部 上市周辺

妹峠から上市へ抜ける千股の地に、長屋王の歌碑があります。

「宇治山間山朝風寒し旅にして 衣貸すべき妹もあらなくに」

               万葉集巻1-75 長屋王

意味は「宇治間山の朝風が寒いのに、旅をしている私に

         衣を貸してくれる妻もいない」

飛鳥から吉野に入るには、妹峠越えが最短距離で、

万葉人の多くがこの道を通ったことでしょう。

長屋王は壬申の乱最大の功労者・高市皇子の息子であり、

藤原氏と対抗できる皇族のエースでした。

しかし、その能力をおそれた藤原氏の讒言で自害に追い込まれ

ました。それから藤原氏は栄華への階段を昇り始めます。

スマイルバス停上千股すぐです。

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