能カレンダー

スマイルバスで行く吉野

葛城

葛城今年も能絵館の浅山様から「能絵カレンダー」を送って戴きました。このなかに「葛城」がありました。ここには役行者が登場します。役行者は山伏が行き来する為に、葛城山から吉野の大峰山まで、岩橋をかける計画をします。その為、葛城の神様を集めて橋の建設を進めようとしますが、一言主神は姿が見にくいので、夜間しか働きませんでした。そこで役行者が怒り、呪術で一言主神を縛り谷底に放置しました。一言主神は腹を立て、役行者が世の中を乱そうと企んでいると偽のお告げを流した結果、役行者は伊豆大島に島流しとなり、岩橋工事は中断してしまったという伝承があります。能では一言主神が女神に変えて進行します。まさしく修行の中心が、葛城から吉野へ移行していく様を表したような謡曲です。浅山様、有難うございました。

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