吉野の地名㉒ 南大野

吉野中西部 中荘・国栖方面

南大野

国栖で一番西にあるのが南大野です。以前大野村が二つあった時代があり、明治15年になって、国栖の大野村と竜門郷が同じ大野村を使っているので、竜門は北大野村(現三茶屋)に、国栖の方は南大野村となったことは紹介しました。国栖の地場産業として割箸産業があり、その中でも中心が南大野地区です。その昔は手漉き和紙をやっておられた方が多く、その後割箸に転業されました。時代が昭和から平成に代わる頃、環境問題で割箸は環境破壊をしていると、マスコミによる謂れのないバッシングを受けた事があります。そこで商工会で海外に向けて吉野の割箸は、木材の有効利用であることをPRするビデオ「Hashi Story」を本迫さんらと手づくで作った事がありました。その時はアメリカ人女性のホリーさんが、南大野の割箸を渡って割箸の里にやってくる所から始まります。ビデオは100本作りましたが、「日本経済新聞」で紹介されて、貸し出したほとんどが帰って来ませんでした。今では鮎のデザインがある立派な橋ですが、この時はこの橋は吊り橋で、このビデオではやはり吊り橋の方がマッチしていました。32年前の映像で粗い画質ですが。

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