吉野の地名㉑ 南国栖

吉野中西部 中荘・国栖方面

国栖奏3

国栖では2つの道が分岐しています。まっすぐ進むとやがて東吉野村へ、一方右の東熊野街道を進むと、ここが南国栖地区。南国栖には浄見原神社があります。この神社は天武天皇を祀る古社で、吉野・南国栖の吉野川断崖に建ちます。ここでは毎年旧正月14日神前で神饌と国栖奏が行われます。舞翁2名、笛翁4名、鼓翁1名、歌翁5名の筋目とよばれる家柄の人たちが精進潔斎を済ませ、神官に導かれ舞殿に登場します。筋目とは南国栖に住む石押分之子の末孫の人々で、南国栖に住む人々のプライドです。昔は宮中の大嘗祭にも参内するほど天皇家と近い存在でした。

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