茅の輪くぐり

吉野山を歩く

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昨日は吉野神宮の「茅の輪くぐり」の日でした。災厄を払い、疫病を除いて、福を招く神として信仰されています。また、除災のため住居の門口に「蘇民将来子孫」と書いた札を貼っている家は、災害から免れるともされます。昔スサノオが旅の途中、二人の兄弟に宿を乞うたところ、裕福な弟の巨旦将来は断り、貧しい兄の蘇民将来は粗末ながらもてなした。後に再訪した武塔神は、蘇民の娘にの輪を付けさせ、弟の族を皆殺しにして滅ぼした。以後、茅の輪を付けていれば疫病を避ける事が出来ると伝わってきたようです。

そして映画「十戒」の中でエジプトを出る時、モーゼはイスラエルの民に対して「家の入口の柱に子羊の血を塗る事を命じました。そうすることで災いがこの血を見て、その家を過ぎ去ると伝え、彼の教えに従ったイスラエルの民の家には災いは通り過ぎ去りました。一方エジプトの男の子には、災いが起きてことごとく撃って滅ぼされました。このことから、イスラエルの民は「過越しの祭り」として、年に一回、子羊を屠って過ぎ越しの食事をする祭りをするようになりました。何か似たものを感じます。洋の東西を問わず災いは、ステイホームで通り過ぎるのを待つしかないのかもしれません。

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