山村若女さんの八島

吉野の文楽・能の故地を歩く

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昨日は今年の秋一番の晴れで、吉野山は朝から多くの人が来てくれていました。昨年は金峯山寺の秘仏御開帳の閉扉の日でもあり、聚法殿では「吉野大峯世界遺産登録15周年記念シンポジューム」にも多くの人が詰めかけて戴きました。テーマは吉野の文学。そして古典芸能。山村若女さんの舞の演目は「八島」。義経を主人公にするこの演目は、静から動へ、そして動から静にまるで義経の人生そのもののようでした。吉野は古より中央からはじかれた人々を受入れた地。大海人皇子・後醍醐天皇らを受入れたまさにリトリート。義経のように吉野を出て悲しい末路を辿る場合もありますが、そんな失意の人を中央に忖度せず優しく受入続けたのが中央に吉野でした。そんな吉野が数多くの歌や文学に登場しています。そんなことを感じて戴ければいいなと感じています。

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