古典芸能と蔵王堂

吉野の文楽・能の故地を歩く

嵐山

今年の春は金峯山寺さんとは縁のあったシーズンでした。スマイルバスツアーで参加され偶然知り合った浅山圭子さん。彼女の御主人(故人)は、能で描かれる世界を絵で表現する画家で、彼女がご主人の意思を継いでおられます。演目「嵐山」は、正しく吉野の桜と一緒に蔵王権現が京都の嵐山にもお出でましになったという物語です。浅山さんのこの能絵「嵐山」は、本来の場所:吉野の金峯山寺に寄贈したいとの思いで、浅山さんから五条管長への贈呈式と、本地堂の「桜華祭-浅山澄夫能絵作品展」の開催に繋げて戴きました。更に蔵王堂の秘仏ご本尊御開帳の期間中に、京都女子大学能楽部OGらで構成する『吉野座』が観世流シテ方能楽師:松井美樹氏、能管には森田流笛方:杉市和師をお迎えしての「嵐山」を披露して戴きました。そして結願の日には、日頃懇意にさせて戴いている山村流上方舞:山村若女さんの舞を奉納をして戴くなど、金峯山寺さんには本当に格別の縁を戴いた

今年の春でした。

« »