道長の道② 岩倉観音堂跡

スマイルバスで行く吉野

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千年以上前の吉野山、その時には現在の位置に今のような巨大な蔵王堂はなかったと言われています。その時の信仰の拠点は奥千本にありました。今では住む人もほとんどいなくなった岩倉。しかし昔は岩倉千軒とも呼ばれるくらい多くの塔頭があり、その岩倉の中心が観音堂でした。吉野大峯ケーブルバスの路線で奥千本口に到る途中の道から、少し谷に降りて行くと観音堂跡があります。今ではすっかり木が林立していますが、歩いて行くと突然大きな平地が出現します。よく見てみると基壇があった場所や、土塀が崩れた場所も見てとれます。こんな奥地の山に、大規模な土木工事を行い、平地に造成された事に驚かされます。御堂関白記では、11日目の「宝塔に着く」と書かれています。道長の目を通して当時の吉野山をイメージしてみます。

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