東吉野の句碑③ 東の瀧

スマイルバスで行く吉野

東瀧0

東吉野の句碑3番目は丹生川上の東側にある「東の瀧」にあります。朱塗りの「蟻通橋」の辺には、南からの四郷川・北からは高見川・東からの日裏川の3つの川が合流した「夢淵」があります。その中で日裏川が丹生川(高見川)に注ぐ所が「東の瀧」です。水量が案外多く小さな瀑布ともいうべき「東の瀧」は、飛沫を上げて落ちる水は冷気とマイナスイオンを運び、瀧にかかる注連縄も相まって神秘性を感じさせる場所です。吉野町にも竜門の瀧や高滝がありますが、この瀧の方が圧倒的にな気を感じさせる瀧です。

この滝の右後ろにある句碑が、山口誓子の「瀧の水直ぐ透き通る神の淵」。まさしくここで感じるそのままを句にしたものです。俳句をしらない私でも、風景と句がリアルに感じられる句はありません。晩年の山口誓子が東吉野を訪れ、まさしくこの場所で作った句です。

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