芭蕉・西行の足跡⑦ 苔清水

吉野山を歩く

苔清水句碑

芭蕉は西行を思慕して、西行の足跡を辿って吉野に2度訪れています。苔清水は西行庵手前にある苔清水で句を残しています。西行の歌として「とくとくと落ちる岩間の苔清水…」 (山家集にはない)の歌のフレーズを真似て作った句が

俗塵を離れた西行庵の近くに人知れず寂然としたたりている、この清

俗界濁世の汚れをすすぎたいという意味です。

更に左にはこのような句碑があります。

   『春雨のこしたにしたふ清水哉』

この句は4年前の「笈の小文でもここを訪れた際の歌で、この時は苔清水は春雨が降っていて、木の下の苔むした岩の間を清水が伝わって流れている様を詠ったようです。

 

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