芭蕉・西行の足跡⑤ 東南院

吉野山を歩く

東南院句碑

「野ざらし紀行」で晩秋に吉野山を歩き回った芭蕉は、歩き疲れてとある宿坊に泊めてもらった時の句が

    『砧打ちて我にきかせよ坊が妻』

「きぬた打つ」とは、衣類の布を柔らかくするため木の台の上で木槌でたたくもので、女性が冬支度に夜なべの仕事とした作業のことです。寒い吉野の晩秋に、しみじみと旅愁を感じた一句です。

 

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