湖に沈んだ津風呂湖をゆく④

吉野北部 龍門・中龍門方面

奈良春日神社

遊覧船で半周した後木ノ子広場で船を降り、最後の山口研修会館でお昼となります。ここでは3歳まで津風呂村に住んでいた山本茂之さんのお話しを聞きます。まさしく津風呂村の生き証人に、かすかな故郷を語って戴きます。津風呂湖は水の恵みを多くの人に与えましたが、同時に故郷を去らざるを得なかった人々や、美しい風景がこの湖の底にあったことを、いつまでも皆さんの記憶に留めておいて欲しいものです。昨日津風呂村の方が集団で移住した奈良市山稜町(通称津風呂町)に行ってきました。東大寺学園と奈良大学の間にその集落があり、

こんもりとした森の中に「津風呂春日神社」は鎮座していました。60年ほど前、津風呂の人々は自分達の拠り所として、この春日神社を持ってきました。津風呂の文字が嬉しいです。この辺りは実にのどかな場所で、入植当時は桃を沢山植えて生計を立てていたようです。今ではその桃の木も伐採され見る事も出来ませんが、新たな津風呂は正しく桃源郷のような場所でした。お陰様で掲載中に定員に達しました。有難うございました。

 

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