東海道宿場 45番庄野

スマイルバスで行く吉野

庄野宿

庄野宿は江戸日本橋からここまでの距離は400.9Kmに位置し、石薬師宿から庄野宿までは3km弱と、東海道で2番目に短い場所です。宿場町らしい町並みが少し感じられ、更に進むと木造の庄野町資料館の標識が立っています。この庄野宿は、広重が描く「東海道五十三次」の風景版画の中の傑作といわれる「庄野の白雨」でもよく知られています。この中での雨はまっすぐな線で描かれています。広重のコレクションを集める「那賀川町馬頭広重美術館」を設計した隈研吾は、広重の描く雨に着目しこのように語っています。「雨が作り出す手前のレイヤーの裏に、林が、三つのレイヤーを構成するように、徐々に色を淡くしていきながら、コピーマシンでも使ったようにして、反復してすり出されるのである」と。隈研吾は博物館の屋根を雨のようなルーバーで表しています。とても広重らしいデザインで、彼の建築の中では最も好きな作品です。

 

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