ドラマティックスとデトロイト

スマイルバスで行く吉野

ドラマティックス

中学校の時一番最初に買ったレコードは、シュプリームスの「ラブチャイルド」。ダイアナロスが所属していたグループで、いわゆるモータウンサウンドです。その後モータウンレーベルではジャクソン5やスティービーワンダーやマービン・ゲイ、後のマイケル・ジャクソンまで排出します。学生時代はこのようなモータウンレーベルが好きで、買ったレコードの中にはドラマティックスのアルバムもありました。そして先日映画「デトロイト」を見に行きました。1967 年夏、権力や社会に対する黒人たちの不満が爆発したデトロイト暴動が勃発し、43人の命が失われ、負傷者は1100人以上を数える大惨事でした。その暴動発生から3日目の夜のこと、黒人たちで賑わうアルジェ・モーテルに、銃声を聞いたという通報を受け、大勢の警官と州兵が殺到した時の事件を再現した映画です。そして、たまたまその中にドラマティックのメンバーも巻き込まれました。ドラマティックスにそんな事件の背景があったなんて当時は知る由もありませんでした。自動車産業で栄えそして衰退していったデトロイトの町やモータウンレーベル。トランプ大統領による白人至上主義政策。いろいろな事を思い起こさせる秀逸な映画でした。

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