殿川

吉野北部 龍門・中龍門方面

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先日殿川地区を久々に訪れました。殿川は小名から更に山を登り標高500mの所にある地区です。戦後の1946年、小名の南の丘陵地を切り開き、戦地からの引揚者や都市部の被災者らが入植する「開拓村」となりました。多い時には30戸が定住し、地区の人口は100名近くもいたといいます。開拓当初はブドウやモモ、ナシなどの果実栽培が盛んで、リンゴも木も多くある桃源郷のような景色。しかし今では10戸足らずとなってしまい、手間のかかる果実も杉桧に植え替えられてしまいました。しかしここに、2年前に地域おこし協力隊の任務を終えた吉村夫妻が定住されました。吉村さんは賑やかだった頃のリンゴの木を植え、もう一度入植当初の風景を取り戻そうとしています。又地域には殿川神社があります。開拓作業だけでも困難を極めたな中、人々は心の拠り所として殿川神社を造りました。そして昭和26年、吉野町では最も新しい神社はできました。実に清々しい神社です。

この殿川にもスマイルバスのバス停があります。リンゴの木が少し大きくなったらスマイルバスで、みんなで来てみたいものです。そして殿川神社でお弁当を食べてみたいです。

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