龍門寺跡

吉野北部 龍門・中龍門方面

三重塔跡

「龍門寺・城山を歩く」の下見2

吉野ではまず吉野山・宮滝・国栖に比べて登場回数が少ない龍門ですが、古代における龍門も輝かしい歴史があります。その中での中心が竜門寺です。竜門寺は奈良時代に建立され、吉野の最高峰竜門岳の中腹には堂塔が立ち並んでいました。この寺は飛鳥・藤原・平城・平安時代の間、天上人の心を捕えてきました。清和天皇・陽成天皇が訪れ、そして宇多天皇もあの菅原道真を伴って参詣しています。しかし、今では堂塔伽藍は姿を消し、三重の塔跡と手前の下乗石を残すのみとなりました。しかし竜門岳山中に大伽藍が並ぶ寺院があったと、想像するだけで心が震えます。ジャワの密林に覆われていたボロブドゥール寺院と同じイメージが湧きそうです。

« »