吉野琴 京都観世会館

吉野の文楽・能の故地を歩く

京都観世会館

昨日京都観世会館に行ってきました。ほぼ20年ぶりです。国栖小学校で「国栖」を行うので、ここで能「国栖」を見に来た時以来です。今回の演目は「吉野琴」。この「吉野琴」は、世阿弥の息子観世元雅の作品で、約500年間演じられることはありませんでした。しかし、京都・観世流の人達が中心となり、昨年から古い文献を元に番組の復活に取り組んできました。そして世阿弥生誕650年という節目の今年見事に復活しました。内容は平安時代の歌人・紀貫之が花見をしようと、吉野山を訪れると天女が現れ、美しい舞を舞い、天に上っていくストーリーで、「国栖」の中入り後や「吉野天人」に通じる所があります。吉野には本当に能の舞台となる演目が多いです。それが吉野に住んでいる者にとっては誇りです。

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