津風呂春日神社

吉野北部 龍門・中龍門方面

津風呂春日神社

矢治峠を下りた道沿いで、津風呂湖畔にある春日神社は以前紹介した事があります。吉野町史によると、「昭和三十六年四月二十九年に奈良市津風呂町に遷されたが、氏子は旧地を思慕して、同年十月二十日分霊を旧境内に遷して、故郷の繁栄を悠久に祈願した。」と書かれています。元々ここは津振川のあった在所でしたが、奈良盆地に水を供給するためのダム建設が計画され、1954年より建設が開始されました。ダム建設に伴い72戸の住民が移転を余儀なくされ、苦渋の決断の結果一部の住民は奈良市(津風呂町)に移住しました。その時の住民の故郷への思いがこの神社にはあります。

« »